国際電話の雑学をあれこれ紹介します。一度読んでみて下さい。
ここでは、国際電話で重要な海底ケーブルについてお話しましょう。海底ケーブル(Submarine Cable)は、海底に敷設または埋設された電力用または通信用の伝送路一般を指しています。水圧の耐張力と耐水性に優れているのが特徴です。近年は国際通信ネットワークの伝送路としての認識がほぼ一般的になっています。
現在、世界の海に張り巡らされた海底ケーブルは、国際間の電話やファクシミリ、テレビ中継においてインテルサットの静止衛星経由に比べ、エコーが気にならない高品質が認められています。これは衛星に比べ距離が短くて済むというメリットのためです。但し、ケーブルを敷設する際に膨大なコストが掛かる点が短所であると言われています。
通信技術としては同軸ケーブルと光ファイバーケーブルが利用されています。両者を比較した場合、光ファイバーケーブルが現在の国際通信の主役となっています。通信線を保護するために耐水性のPEが巻かれ、また水圧や海流による擦れに対しては通信線の周囲をワイヤーを何重にも巻くことで対処しています。絶縁処理も施されていますが、ケーブルが傷ついたり切断してしまった場合は、ケーブルの両端から海底ケーブル敷設船で引き上げ、船上で切れている部分をつなぎ合わせ、再び沈める作業が行われます。